きっと高い目標があるのだろう。
梅雨明け前にも関わらず連日の猛暑が続き、夏本番を感じさせるこの日。試合会場となるのはおそらく初訪問の神奈川スポーツセンター。あまりの暑さに会場までの道のりですでに疲弊したが、前回に続きのぐT氏が参加ということで、人数的にも余裕ができた。
さて、この日は最近では珍しく、個サルではない3チームでの試合。相手チームの見た目もノット・ソー・ヤングといった感じだったので、あまり強くないといいな〜と思いながら試合開始。
最初の主催者チームとの試合で割といい感覚でチームプレーができたことから、今日はそこそこいけるかな、などと思ったのも束の間、単に相手がアップ感覚だっただけのようで、その後は普通に強くなる。
また、もう片方のチームは草フットサルではなかなか目にしない「監督」がチームを率いており、坂上忍なら速攻でパワハラ認定しそうな厳しい口調の指示がコートに響く。監督はユニフォームを着てはいるがプレーはせず、一方でプレーはしてないのに腰は痛むようで、ベンチに横になって控え選手に腰を揉ますなどしている。我々によそのチームにとやかくいう権利はないものの、草フットサルでこのような隷属的な関係を見たことはなく、一言でいうとドン引きであった。我々F.C.MARにも監督はいるが、その役割はどこか遠くでそっと見守ることだけである。
試合後、シャワーと着替えを済ませロビーへ向かうと、そこには監督を中心に車座になる件のチームの姿が。どうやら反省会のようだ。我々の名ばかりの反省会とは違い、ガチの反省会は試合後すぐに行われ、監督は一段高い場所に座って、今日のプレーの反省点について延々と低い声で語り続ける。そしてもちろん選手からの意見は一切許されないのである。(※あくまで想像です)
試合後は名ばかりの反省会のために横浜駅まで移動。暑い中でも人でごった返す駅構内を謎に彷徨い、とりあえず地上に出た先で見つけた中華料理屋に入店。さすが中心ではなくとも中華激戦地区とあって、すごいスピードで料理が供されるうえに味もよい。また飲み放題メニューは基本料金で飲めるものとプラス何円か払うと飲めるメニューが多数用意されており、こういう飲み放題システムはありだな、と感心した。調子に乗って泡盛ロックをグビグビ飲んだところ、帰宅後に「滅茶苦茶酒臭い」と苦情を受けたので今後は注意したい。